ブラッドパッチ後の患者にできること [脳脊髄液減少症]
ブラッドパッチをして、患者にできる事の覚書
連日更新できるなんて!元気じゃない?
とか、言われそうですが、初回投稿から間隔が開いていることから察してやってください。
書きかけて力尽きた原稿とネタが色々あります。
できるだけ更新していこうとは思いますが、しばらく沈黙していたら、調子悪いんだなと思って見守ってやってくださいね。
ブラッドパッチ後、患者にできることはなんでしょうか。
できること ある?
そう、とにかく安静にする事!!
身体をねじるとか、重たい物を持つとか、ダメ絶対!!
わたしは体幹部分、背骨部分が動かない事を意識することにしています。
背伸びとかストレッチとかもしません。
(極端かも?)
簡単そう?
そうでもないですよ。
生活環境を問わず、結構背骨って普段の生活で動かしているものです。
ブラッドパッチは、自己血を糊として背骨の中に入れ込むことで、患部にカサブタを作ってふさいでいるうちに、自己治癒力によって治しますよね。(一患者の観点での病気治療への理解です)
でも、つけたカサブタのおかげで、自己治癒している途中の状態でそんなことしたら…
せっかくの治療がムダになるかもしれません。
カサブタなんて、爪でカリカリっとやれば取れちゃうしねぇ。
(繰り返しますが、一患者の観点での…以下略)
「治療後の1カ月は、長く感じるかもしれませんが、できる限り安静にしてよく眠って自己治癒力をあげましょう」
これが何度もお会いする先輩患者の方々からの教えです。
その後はしっかり身体を動かすこと とは主治医のDr.Mよりの教え。
身体を動かす段階の事は 別記事でね。
1回目のブラッドパッチ治療後、わたしの身体にはすぐ結果が出ました。
吐き気が止まり、食欲が戻って来たのです。
(おそらく、胃の裏あたりに空いていたであろう穴の一つがふさがれたのでしょう。ふさがれたことは数値でしか図ることができず、今後の医学の進歩が待たれる点の一つです)
通院治療中、わたしの余りの顔色の悪さから、Dr.Mに「今日入院していく?点滴すると楽になるよ」
と言われたこともありますが(苦笑)
私の場合、副作用から歩けなくなり(今は改善しています)2カ月、ほぼ外出できませんでした。
1カ月は食卓とトイレの往復のみ。
家の中でも杖をついていました。
足が動かなかったし、背中に冷や汗が出て、数歩歩くだけで「これ以上動けない!」という危機を感じました。
近くの父の畑へ休みながら歩いて行って、休んで、休みながら帰るのがリハビリでした。
そうやって、安静にしていたからでしょうか、戻って来た食欲は失われないままです。
(気圧の変化に伴い、吐き気と戦いはしますが、食欲は失われません)
今回、もし漏れが特定できたとしたら、最初に見つかっていた場所以外からの漏出だと思っています。
なので、これからブラッドパッチを受けられる方、ブラッドパッチをしてすぐハードな仕事に戻るのではなく、ドクターに相談して(一筆書いて頂いたり)上司にも相談したり、ご家族の理解をあらかじめ得ておいて、きちんと安静期間を設けてから臨まれた方がいいと思いますよ~。
あと出しだと、周囲の方も振り回すことになりますからね。(遠い目)
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